参加者の声

私は、グループに参加する以前はDVという言葉は自分には関係ないと気にとめることもなかった。そして、グループに参加した直後も別居の直接の引き金となった身体的暴力行為以外にDVをしてきたことを全く認識できなかったし、むしろ私が被害者であるとさえ考えることもあった。 グループへの参加を続けることで徐々に自分にDV加害者の典型的傾向があることが理解できた。そして怒りのコントロールもできていないし、しようとしていないこともわかってきた。

 今では怒りを伴っていないと思っていた行動も優位に立とうとする支配心が根底にあること、「自分が暴力を振るうことを選択」してきたと理解できた。これからは相手を肯定し、自分だけの価値観のみで決定しないことを意識して共感を伴った行動をしていきたいと思う。また、自分がわかってほしいと思う前に相手のことを配慮できる人間に変わっていきたいと思う。


参加者の声

私は突然の別居が始まるまで、自分がDVを行ってきたという自覚がまったくありませんでした。自分は被害者だとすら思っていました。

 別居後にDV に関する本で学び、その後グループで学びはじめ、ようやく自分が加害者であると気づくことができました。私は身体的暴力、言葉の暴力などの行為の一部のみしか暴力だとは認識していませんでしたし、それらを表面的にのみしか捉えていませんでした。

 グループでは自分やメンバーの行動、その時の価値観について、繰り返し考え、他のメンバーの意見に耳を傾けることとで、DV に至る価値観・考え方を少しずつ理解してきました。  

 私の場合時点では、「強い自己愛」が根源にある気がしています。自分がHappy になること、自分の利益をまず確保することを最優先に考えていたため、自己正当化する必要が生じ、その手段・結果として、力による支配を行っていたのだと思います。

 また、パートナーや子に与えた影響についても多く学びました。パートナーや子の立場になって考えたり、その時の気持ちを想像したりすることで、自分がいかにひどい人間だったかということをつくづく感じました。このような思いを二度とさせてはいけないと強く感じ学びを続けています。

 最近は日常生活において、「相手を悪いように見て、自己正当化しかけているな」「前ならここからさらに暴言を吐いていたな」「今の言い方・行動はDV的だったな」などのように、一歩立ち止まって自分を見つめられるようにはなりました。しかし、DV的な価値観・考え方が根源にまだ 残っていると自覚しています。それを表に出して周囲を傷つけない方法や、それを対等平等なものに置換する方法は、引き続き学んでいく必要があると思っています。「DV をしないだけでなく、愛情表現をする」と言う点についても、まだまだと言った段階ですので、この点についても今後良い方法を引き続き学んで行きたいと考えています。