コロナウィルス感染症の影響でステイホームが長くなり、
DVの件数が過去最高になったニュースと同時に、“女性の加害者が増えている”
と言うことでインタビューを求められました。
話を聴くと、何をもって“加害者”とするのか?
がとても怪しく、間違った情報が多い中でデータ
を鵜呑みにするのは危険だなとつくづく思いました。
女性だって怒りの感情もありますし、自分の意見も言えます。
これまで、ずっと我慢してきたし、
相手にされたことをそのまま素直に相手にぶつけて何が悪いのだろう。。。
そう思うのもとても良くわかります。
ただ、それを同じようにやっていい理由はどこにもありません。
受ける人がどのように感じて、どう解釈するか。。。
それはどんな関係性の中でも大切なことだと思いますし、
その人のあり方が問われます。
自己回復力(レジリエンス)を長年研究している
ルーシー・ホーン博士によると、
自分の行動に関して
「今している事は自分を助けるか、傷つけているか?」
と言う自問をすると良いと言います。
この質問はあらゆる状況に応用する事ができ
”自分の振る舞いが自分を助けているのか?苦しめているのか?”
を考えることで自分の進路を選べるようになります。
つまり、
自分の意思決定を多少なりともコントロール出来るようになるというのです。
これは、とても簡単で誰もがすぐに実践できます。
回復力(レジリエンス)は常に一定ではないし、
ある人と無い人にわかれるものでもありません。
必要なのは、やってみようという意欲だけです。
春はもうそこまでやってきています。
是非、一度やってみてくださいね。