たんとすまいるについて

私たちの理念

こころからの笑顔を取り戻すために

笑顔つながる未来と

やさしい社会の実現をめざして

 

団体概要

  • 団体名称: 一般社団法人 Turn to smile(たんとすまいる)
  • 設立年度: 2012年8月
  • 代表理事: 宗像 美由
  • 理  事: 3名
  • 活動内容: ・アフターDV回復自立支援活動 ・サポートプログラム企画運営 ・DV/デートDV防止啓発活動 ・DV加害更生プログラム ・DV被害回復プログラム ・面会交流支援

     

代表者紹介

 DV被害経験後にメイクを学ぶことによって、メイクアップの心と身体に及ぼす作用と効果の絶大さを身をもって体験。

 メイクセラピーと心理カウンセラーとしての経験を基にDV被害回復に向けた独自のプログラム『スマイルケアメイク』に取り組む。

 その後、DV被害者支援の一つとして、暴力を選ぶ男性向けの『DV加害更生プログラム』に取り組み、DVの被害回復、加害更生、両方のプログラム開発と面会交流支援を進めている。

 

2006年独立。
2007年1月:『スマイルケアサロン knee-to-knee(ニィニィ)』をオープン。
2012年8月:DV経験者による経験者のための支援団体、一般社団法人「Turn to Smile(たんとすまいる)」を設立。

 

内閣府地域社会雇用創造事業社会起業ビジネスコンテスト優秀賞受賞。
DV経験者の回復自立支援活動を展開中。さいたま市教育委員会人権教育研修講師も務める。
小学校から高校までの児童生徒・教職員を対象とした暴力防止、デートDV防止の講演活動をはじめ、子育て、人権、DV防止等の各種団体、行政と連携した支援活動にも力を注いでいる。

 

保有資格:心理カウンセラー/メイクアップセラピスト/アウェア認定デートDV防止教育ファシリテーター/加害者プログラムファシリテーター/レジリエンス「こころのcare」ファシリテーター・デートDVファシリテーター養成講座修了者/CAPスペシャリスト/ハロードリーム笑顔のコーチングファシリテーター/選択理論心理士


 私たちTurn to Smile(たんとすまいる)は、DV(ドメスティック・バイオレンス)のない社会をめざし、DV経験者による、DV経験者の回復自立支援活動(アフターDVを含む)を中心に、DV/デートDV未然防止啓発活動を行っている非営利法人です。

 

内閣府の調査報告※によると、既婚女性の4人にひとりがパートナーからなんらかの暴力を受けたことがあるという調査結果が出ています。

また、男女を問わず、家庭内暴力や虐待、デートDVなども増えていることが明らかになっています。DVはその被害の実態が大変わかりにくいものと言われています。その理由は、家庭という外からは見えにくい環境で起こっていること、正確な情報が伝わりづらく、個人の問題として捉えられている傾向があるからです。

 

 これまでのDV被害支援と言えば、『逃げる』『別れる』が中心でした。暴力は、被害者だけでは成り立たず、必ず加害者がいるのに、被害者だけが、『逃げる』『別れる』と言う選択を迫られた支援でした。

その結果、暴力から逃れたとしても、長期にわたって精神的、身体的辛さから回復でなかったり、子育てや経済的自立が困難になったりする場合も少なくありません(=アフターDV)。

 

『逃げる』『別れる』を選択できないのなら、『我慢する』しかありませんでした。しかし、被害者の望みや希望は、『逃げる』『別れる』だけではなく、『相手に変わってもらいたい』と言うこともあります。

あらゆる【暴力】は、振るう人が辞めれば振るわれる人はいなくなります。加害者がいなければ被害者は生まれないのです。

私たちは、加害・被害経験者だからこそ分かるその気持ちに寄り添いながら、加害の更生プログラムと被害の回復支援、及び面会交流支援を進めています。

それによって、新たな関係性の構築と子どもたちへの連鎖を止めるための活動を行っています。

 

また、DV/デートDVからの回復に必要な事を専門家や関係機関と連携し、アフターDVの正しい情報の発信と、回復に向かう女性たちが安心して毎日を過ごせる環境づくりをめざし、創造型自活共笑支援(自分を活かし共に笑顔で支え合う支援)を行っていきます。