大人は子どもの手本

少し前の記事になりますが、

元プロ野球選手の桑田真澄さんがこんなことを言っていました。

自分が幼い頃、少年野球をしていたのですが、

まさしく、身近な大人はこんな感じだったと思いだされました。

この記事を読んで、自分が子どもの頃に感じていたモヤモヤが何となく

解ったように思えました。

そして、学びを始める前の自分自身であったことに気付きました。。。

 

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日本中、

何百というチームを見てきたけど、

子供達を怒鳴り散らしている

指導者ばかり。

 

怒鳴らないと理解してもらえないほど、

私には指導力がないんですと、

周りに言っているようなもんだよね。

そんなことも、わからないのかね?

恥ずかしいというか、

あまりにもひどすぎるよね。

そりゃぁ、

叱らなければいけない時もあるよ。

でも、試合中、練習中、

最初から最後まで、

怒鳴ることないよね。

 

その情熱は、

素晴らしいと思うんだけど、

方向が間違っているよね。

それだけ情熱があるのなら、

もっと勉強して知識を身につける

べきだよね。

もっと怖いのが、知識はあるけど、

その知識を間違って使っている

指導者だよね。

どちらのタイプの指導者にも、

他人の大切な子供を預かるんだから、

最低限の知識を身につけ、

知識があるのであれば、

正しい方向に使ってほしいよね。

 

このことを、声を大にして、

お願いしたいし、

そろそろ「気が付いて」ほしいね。

 

自分に甘くそして、優しく、

子供達に厳しい指導者は要らないですよ。

たばこを吸いながら、

ミーティングをするのは止めて下さいよ。

 

練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、

何が指導できるんですか?

昼食に、ビールなど、アルコールを飲んで

練習するのはよくないですよ。

夜まで、アルコールを我慢できない自分に甘い人が、

子供達に何を指導するんですか?

不思議ですよね?

 

子供達を指導する前に、

誰かに指導してもらってください。

 

 

桑田真澄

 

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厳しい練習をしながら、

大人になったら、何をしてもいいんだと思った。

大人になったら、何をやっても許されるんだと思った。

だから、早く、大人になりたいと思った。

大人になって、辛いことから解放されて、好きなこと三昧に

1日も早くなりたいと思った。

小さい子どもを、怒鳴ったり、いじめたりしたいとは思わなかったけど

やっぱり、世の中は大人の世界なんだと、

子どもながらに思っていた。

 

学びを始めて、

世の中は、自分の世界ではないと知った。

世界は、誰のものでもなく、みんなのものなんだと

当たり前のことをこの年になって理解した。

そして、子どものための世界である事もわかってきた。

大事な子ども、妻と離れて、

自分の言動の全てがみんなを傷つけていたと気付いたけど

どうしていいかわからない自分もいる。

ほんの少しでも、自分が変わる事で

家族の何かが変わってくれたらいいなと思っている。。。