心のスケールを意識する

たんとすまいるグループ参加プログラムでは、毎回プログラムの始めに参加メンバーが今の心のスケールを10段階評価で伝えあいます。

たんとすまいるで学び始めてから、自分の心の状態を10段階評価で数値化することを意識するようになりました。

 

私の場合は、仕事で成果が出ていない、残業が続くときは心のスケールが下がりがちです。

私は気持ちが落ち込むことよりも、イライラすることが多いです。心に余裕が無い。

 

そのようなときは、美味しいものを食べる。スポーツジムで体を動かす。散歩する。良いを景色を観に行く 等。気分転換して、自分で自分の心のスケールを上げることを心掛けています。

 

他者に心のスケールを上げてもらうのではなく、自分で自分の心のスケールを上げること。すなわち、自分で自分の機嫌を取ることが大切です。

 

以前の私は仕事で上手いっていないとき、家庭内で些細な事で妻を怒鳴る、嫌味を言う、セックスを強要する等、妻を攻撃して、利用して、自分の機嫌を取ろうしていました。

 

仕事で上手くいかないことは私個人の問題であり、妻は全く関係ない。

私は自分の問題に向き合うことができていませんでした。

妻の立場で考えると「不機嫌で気分屋の夫から早く逃げだしたい」と思い続けていたと思います。

 

ある出来事がきっかけで、妻は娘を連れて自宅を出て行きました。

自宅を出て行った直後、私は直前の小さな口論が原因だと思っていましたが、たんとすまいるで学び始めてから、それは小さなきっかけに過ぎず、大きな原因はそれまでに私が選択し続けた妻に対する暴力的言動が積み重なった結果だと気づきました。

 

結婚前には「共に協力して生活していこう」と心に誓ったのに、いつの間にか、私は妻を自分の欲求を満たすための存在と考えていました。

そして、自分の欲を優先して妻の立場に立って考えることができていなかった。

 

・自分の心のスケールを意識する。

・自分で自分の心のスケールを上げる。

・相手の立場で考える。

 

を 私は日常生活で実践する。

 

(写真) 瀬戸内しまなみ海道の良い景色

 

                                                                                                                        1-6