自分の機嫌は自分で取る

家族と離れて約1年半。そんな時にたんとすまいるの存在を知り、藁をも掴む気持ちで飛び込み、学びを続けています。

本日は私がたんとすまいるで学び、感じた事をお話ししたいと思います。

 

家族と離れる前、私は『私が全て』や『私が偉い』など、王様気分で家族に接していました。当然、私が怒ればそれは妻や子供のせい。私には責任はない。だから、機嫌の悪い私に気を使うのは当たり前、怒らせた方が悪いから私の機嫌を取って当たり前と思っていました。そんな流れが突然変わったのは、妻からの離婚の申し出。何故だ?君たちが悪いのに、何故なんだ?パニックになり、そこから何かを取り組もうとしても空回り。一時は良い方向に進みましたが(これを一般的にハネムーン期と言います。)、やはり爆発してしまい、妻に初めて手を出してしまいました。その後、別居→双方弁護士を立てての離婚協議→離婚成立となりました。

その間、私自身がDV加害者であることに気付き、たんとすまいるに入りました。

 

入ってからは不思議と「怒る」という感覚が少しずつ減少していると感じます。それは「自分の機嫌を自分で取る」事が出来るようになったからです。まずは自分の機嫌を取るために始めたのが、バイクに乗ることです。元々乗ってみたかったというのもありますが、中々時間もなく・・・という言い訳をして、教習所に通うことが出来ませんでした。私にとっては一念発起に近かったですが、今ではあの時バイクの免許を取れてよかったと思います。そのおかげで、今は週末に景色や旬の食材を求め、走らせています。これは行動で自分の機嫌を取るパターンです。その他にも思考で機嫌を取るパターンもあります。今までは自分が全てで、それ以外は間違いと思っていました。完全にはこの思考はなくなっていませんが、以前と比べると減少していると思います。具体的には自分に→を向けて「これは・・・自分だけのルールか?」と考えるようにしています。そうすることで、自分と自分以外の意見や行動が見え、相手の考えていることが少しだけわかるようになりました。

 

もう少し早く気付いていれば・・・。なんて日々思っています。

しかし、過ぎてしまった過去は戻ってきません。私はこの過去を背負いながらこれから進んでいく以外方法はないのです。

その中で大事なことは、もう二度と同じ過ちを繰り返さないこと。そして、未来に向けて変化するために、今出来ることを精一杯やり続けること。と思っています。

今はただただ、いつか家族と笑顔で会える日を願いながら、日々精進するだけです。その為にも、これからも自分の機嫌は自分で取り続け、いつでも笑顔でいたいと思います。

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