6つの変化

パートナーに薦められて「たんとすまいる」に入会させて頂いた当時は、自分自身の正当性を確認し、さっさと卒業し、パートナーと離婚をしよう!と言う決意でした。ですから、いきなりコロナとなりZOOMでの学びには、なんで私が・・・と随分違和感がありました。

 

しかし、回を重ねるうち皆さんの現実をとおして考えや意見をお聞きしますと、とても納得し、共感できることが多く自分の置かれている境遇を少しずつ理解をすることが出来るようになりました。また読んだことがない分野の課題図書は難解で、その感想文の提出を通して、自分自身がどうも間違っている事にも気が付き始めました。(変化①)

 

またなぜこのような性格になって行ったのか?自分が育った家庭のしつけ教育のプロセスから、当然その性格形成が行われ、無意識のうちに大人になって顕在化されることも理解出来ましたが、こんな私が父親として、自分の子供への教育時期が終わっている現在、子供たちが既に形成されている事にとても愕然とし、大変な事を刷り込んでしまった!と、その時はじめて猛省しました。子供達に心から詫びました。(変化③)。

 

それからは、パートナーの話を【聞く】事を最優先にしたところ、私自身の大きな思い込みや、勘違い、知らなかった事がドンドン出てきました。怒りと言うより知らないで怒っていた事が、とても恥ずかしく、パートナーへの申し訳ない!と言う気持ちが沸きあがってきました。(変化④)

 

仕事上、各会社のTOPの方やその奥様とご一緒に食事をすることがありますが、あれほど仕事上では厳しい、仕事の鬼と言われている方々でも、奥様の前ではとても優しく気を遣ってられました。それを見て滑稽で、失礼ながらおかしいのではないか??とさえ思っていました。私は、自分自身が持つ劣等感からの解放策として、ビジネスが出来て成功する事を最優先と考えてきましたので、家庭やパートナーはやはり23番でした。差別していたのでしょ。しかし、今思うと、立派なTOPは、会社も家庭も 人を大切にされている事に気づかされました。

(変化⑤)

 

最後に、『トラウマ』と言う言葉を初めて知りました。もちろん課題図書からですが、虎と馬ぐらいに簡単に考えていましたが、とんでもない!とても人間の心にある、脳に存在する複雑なメカニズム、そして被害者のダメージの深さ!大きさ!と言うものを知りました。『一生償う!』の理由を理解出来ました。変化⑥

 

 

これらまだまだ数えきれない変化()をタントを通じ学ばして頂きましたが、反省ばかりですが、未来に活かしたい!!もちろん人間としてまだまだ道半ばですが、一つの区切りとして桜が咲いてくれたかもしれません。

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