たんとすまいるに参加するきっかけを与えてくれた言葉

ある夜、私はパートナーに身体的暴力と精神的暴力をしてしまい、その数日後、
パートナーと子供たちは家を出ていき、別居生活が始まりました。

私は、すぐに戻ってくるだろうと楽観的に考えていました。
一向に関係性の回復が見られない中、
別居して5か月が過ぎ、パートナーからお互いの両親同席で話がしたと連絡があり
あぁ、これで元に戻れる、この時点まではそう思っていました。

話し合いの席で、パートナーから
「愛情がなくなった、別れて欲しい」
「いろいろ悩んだ末.....出した結論です」と言われました。

離婚したいと言われた時は、実感がなかった感情も
時間が過ぎていく中で、
「これはヤバい!」
と感じるようになりました。

そんな矢先、パートナーから連絡があり、私をハッとさせてくれる言葉を投げかけてくれました。

  ・正直に言っていいよ。よく分からないんでしょ。善悪の区別ができないから。
    言って良いことと悪いことの区別がつかないんでしょ。
  ・言ってしまったことが問題じゃなくて、分からないってことが問題だから。
    そこを直さない限りは一緒には暮らせない。
  ・コミュニケーション能力がないんじゃない? もっといろんな人と話した方が良い。
  ・家族以外全然話してないでしょ。
  ・無理にでも話してみたら? 自分から。
  ・何か自分を直す努力をしなさいよ。
  ・努力してる姿が見えない。


「何か自分を直す努力をしなさいよ。」

この言葉をきっかけに、私は、自分を見つめ直そうという考えになり行動を始めました。

でも、何をしたらよいのか.......

 

インターネットを駆使して、自分に必要な情報や自分を知る手がかりはないか....

調べてみると、私がパートナーにしてきたことが、DVであることを知るようになり、
DV
のことを調べるようになりました。

DV
とは、相手を支配するすべての行為や言動。そんな記事を目にしました。

そして、私は、DV更生プログラムにいきつきました。
それが、たんとすまいるというDV加害更生プログラムです。

そこには、プログラム参加者の声が書かれており、
自分と同じDV加害をしてきた人たちが、自分を変える努力をしているということを知り、

自分も変わりたい

そう思い、プログラムに参加するようになりました。

このように、

自分を変えたい

と思うようになり、行動を起こせたことは、パートナーのおかげです。

感謝します。                                

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