どんな相手に対しても尊重し、対等な立場で向き合える人間になること

たんとすまいるに参加して6か月ほど経ちました。

パートナーとは離婚が成立してからのスタートでした。

 

本気で二人の関係を見直してやり直すには自分自身を追い詰めるだけ追い詰めないと私たちは変われない、しっかり向き合えないから一度離婚して欲しいというのが彼女の意見でした。覚悟の強さに他の手段もなく、また被害者である彼女からの寛大な提案だと思い受け入れました。

 

当初はパートナーとやり直すことを目標に頑張ろうと思いグループで学んでいましたが、グループでも、パートナーからも自分の幸せのために自分を変えるという事を学びました。

相手がパートナーだから、子どもだからではなく、どんな相手に対しても尊重し、対等な立場で向き合える人間になることが自分のこれからの人生において重要だということに気づきましたし、結果的にパートナーや子どもたちとの家族としての生活を取り戻すことに繋がるかもしれません。

このように、基本的な姿勢については理解できてきたように思います。

 

暴力的な言動、価値観などについても、それが間違ったことだという認識も出来ています。

ですが、難しいのは、まだまだ力と支配の考えが抜けたわけでもありませんし、普段の生活では対処できたとしても、有事にどういった行動がとれるのか、勝手な思い込みで相手を怖がらせるような言動や不機嫌な態度をせず、ちゃんと会話し相手の気持ちを考え、尊重できるのか。

もしくは、仮にイラっとしてもエスカレートしたり、余計な言動をするまえに、タイムアウトをとって冷静に戻り、会話するというようなことが出来るのか、そのあたりが課題だと感じています。

普段の生活の中では、いろいろな人に親切にしたり感謝を伝えるということを意識し、上機嫌でプラス思考でいようとも意識しています。

そのせいか、特に仕事のメンバーとは良い関係になってきたように思いますし、何より自分の中で平穏な毎日が送れていることも事実です。

こういうことを当たり前だと思える日々を過ごし、学びを続け、自分がしてきたことを振り返り反省し、来るパートナーとの対話に備えていきたいと思います。

 

自分自身を変えるのには、まだ少し時間が掛かるのだと身に染みている今日この頃です。

また、パートナーは完全に癒えることのない傷を負い後遺症と戦いながらも、彼女もまた自分を取り戻す日々を送ってくれていること、その結果、いつか家族としての生活を取り戻すことを考えて頑張ってくれていることに感謝しながら、私は一生涯学びを続け自分自身の行動を振り返り反省し、罪を償い続けていきたいと思います。

 

写真は家族共通の趣味であるダイビングでいった海の写真です。

 

                                                                                                            4-16