この夏でたんとすまいるにお世話になって一年を迎える。
当初は、数か月もすれば、パートナーとの関係性も改善して退会かなと思っていた。
パートナーには、そんな自分の甘い考えは見透かされていたようで、早々に指摘された。
「そんなことはない。今に見ていろ。」と当時は考えていたが、その考えこそが致命的な思考であり、これまでの自分の在り様そのものだったなと振り返る。50年生きてきて染み付いた価値観、行動様式はそう簡単に変わるものではないと実感している。
ゴールはあるのか。
変わるということにゴールはなく、変わる自分を求め続ける瞬間瞬間の積み重ね、そして、これからの人生、ずっとそれを求め続けること、それをたんとすまいるで学んでいる。
そう思う一方で、パートナーや娘の反応が気になる自分が出てしまうことがある。変わろうとしている自分をちゃんと見てほしいとつい考えてしまう。そうしてまた、自分は変われていないなと思う。その繰り返しだ。
なぜそう考えてしまうのか。
心のスケールが低いと、そう考えてしまいがちだということに最近気づいた。つい、周りの人に求める自分が出てしまう。
心のスケールを高くするにはどうするか。
例えば、たんとすまいるに参加するときは、ランニングをしたり、楽しいことを思い出したりと気持ちを上向きにしてから参加するようにしている。その方が、学びや気づきが得られやすいし、矢印が自分に向いていると感じる。
ブログを書くことで、こんな気づきを残すことができた。これからは、もっと意識的に心のスケールを上げる行動を取って、自分の機嫌を自分で取れる時間を増やしていけば、矢印がちゃんと自分に向かうのではないか、そう思っている。
(鳥取砂丘にて) 1-20