「学び」、そして「気づく」ということ

プログラムに参加して日が浅い私は、まだまだ「学び」、そして「気づき」を得ることが必要だと考えています。

 どこかでプログラムに参加すれば、自然と変化していくような期待を持っていた私ですが、当たり前のこととしてプログラムで得た「学び」や「気づき」をどう自分の行動や発言に還元していくかということは、プログラム以外での日々の時間の中でこそ重要になってくるということが少しずつながら理解できてきました。

 

 参加者の間でも、置かれた状況やこれまでの経験、そしてどういったDVを行ったか、そしてどうやってこのプログラムにたどり着いたかも違っている中で、他の方の体験や「学び」・「気づき」も、自分事として捉えていく、それをプログラムの外でも自分の行動にどう反映していくか、日々のそういった地道な努力の先に、ようやく自分の行動に学んだこと、気づいたことがいきてくると感じています。

 

 主宰者の方が「私は魔法使い」ではないとおっしゃったことがあります。当然です。魔法使いのように、参加者の行動や考えを変えられたら物事はもっと簡単に運ぶでしょう。

 でも、残念ながらそうではないから、「学び」・「気づき」を得て、地道に自分の中に落とし込んでいくしかないのだと思います。

 

 学んで、気づいた先に自分が望む未来があるかどうかは分かりません。ただ、少なくとも自分で自分を変えることはできる、それは確かなことです。立ち止まることはあっても、あきらめなければ少しずつでも自分が変わっていく、それを今は道しるべとして1日1日を歩んでいきたいと思います。

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