出来る・出来ないではなく、やってみる

 最近、私はサッカーをまた始めました。国家試験を受ける頃には11人制のサッカーは引退していましたので、かれこれ12年ぶりでしょうか。流石に体力も技術もガタ落ち。こんなボロボロな自分を想像出来ませんでしたが、そんな自分も今は愛おしく思っています。

 

 なぜ、今更サッカーを?なんて思う方もいると思います。きっかけは離婚をして自分の時間が作れるようになったからです。家族といた時はそんな時間も無かったかのような書き振りですが、実際に時間はありませんでした、正確に言うと、そんな時間を作ることが「出来ない」と思っていました。私なりに家事・育児の手伝いをし、自分勝手に家庭を支えていると思っていたので、私の最大の趣味であるサッカーすら「出来ない」と思い込んでいました。

 

 そして出来ない理由を家族が原因と思い込んでいたのも事実です。そんな思い込みから自分の機嫌も取る事ができず、全ては家族のせいと矢印を外に向けていました。

 

 今思うと、自分で「出来ない」と決めつけて、やらないだけなのに何と勝手な人間だったのでしょうか。全ての行動は自分の意思によるものです。様々な影響はあると思いますが、やはり最後に「出来る・出来ない」を判断するのは自分自身です。過去の私はそこを怠っていたと、たんとすまいるに出会って知る事ができました。

 

 おかげで今では、少し難しい事でも「まずはやってみる」と思考を転換し、行動をしています。その方がワクワクして何でも楽しく取り組む事が出来ています。そもそも「出来ない」と判断したら何も残りません。未来は誰にもわかりません。だとすれば、その未来を自分の目で見にいく事が重要だと思います。それが自分の成長に繋がり、更なる未来にも繋がっていく事なのだと思っています。

 

 「DVは治らない」なんて世間では言われています。本当にそうですか?未来は誰にもわかりません。だとすれば、更生するプログラムがあるなら「やってみてる」のが一番です。人間は何歳になっても無限の可能性があります。そして「やってみる」と決めた時が人生で一番若い日だと思います。何か悩んで行動を躊躇していたら、まずは「やってみてる」を選択してみてください。きっとそこには自分を成長させてくれる何かがあるはずです。

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