「たんとすまいる」に参加して、6か月が過ぎました。日々自分自身の考え方や行動を見つめ、課題に取り組むうちに、あっという間に過ぎた6か月のようにも感じます。そして、同時に苦しかった6か月前の自分を「以前の自分自身」とも思えるのです。たんとすまいるに参加している皆様のことを仲間と呼んで良いのであれば、毎週仲間と会えるのが嬉しく、仲間の幸せを心から願い喜ぶことができます。そして私は、ますます自分が望む方向へ進めていて、自分が望む未来を自ら作れていると感じることができるのです。
6か月前の私は、パートナーやいろいろな人と衝突していました。皆さんに迷惑もかけてきましたが、自分自身もとにかく苦しかったです。何もかもつらくて、どうしていいのか全くわかりませんでした。誰とでも言い争いが絶えず、良い人間関係を築くことができませんでした。自分の人生を振り返れば、いつからかでしょうか、人と衝突ばかり繰り返してきました。特にパートナーに対しては、つらく当たることが多かったです。はじめは特定の人のせいにしていました。しかしどんな人と付き合っても、うまくいかないことから、いったい自分の何が原因なのか、と考えるようになりました。ストレスが原因と考えスポーツジムに通ったり、幼少期の体験が原因と考え心療内科に通ったりしましたが、ほとんど効果はなく、改善はありませんでした。そのような中、またパートナーを精神的に追い詰めてしまいました。今度こそ自分を変えたいと思い、たんとすまいるに参加したのです。
加害行為を受けた被害者は、本当につらいはずです。一生癒えることのない傷を負うことさえあると思います。実は加害行為をした側も決してたのしくありません。私は生きていることが苦しくて仕方がないこともありました。たんとすまいるで、自分自身の思考、行動、生活習慣、自分にとっての欲求充足など、自分自身を見つめ直し、仲間からのアドバイスを受けることで、気持ちが軽くなり、人間関係が豊かになり、仕事もたのしくなりました。私が犯したDVは消えることはありません。しかし未来を作ることはできます。たった6か月間で、今まで成し遂げたかったことが現実化するので、本当に幸せです。
私は、今思います。たんとすまいるに参加している時間はとても重要ですが、さらに大切なのは、毎日の生活だと思います。自分の生活習慣や考え方、行動を振り返り、見つめなおすことが本当に大事であると思うのです。これからも自分がしてしまったDVや自分自身をしっかり見つめ、行動を振り返り、多くのことを学んでいきたいと思います。そして、もし生きるのが苦しく、出口が見えない方がいらしたら、「Turn to Smile(また笑顔になれる)」と言いたいです。
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