日々を丁寧に過ごす

今年の5月末からたんとすまいるさんにお世話になっています。毎回皆さんとお話しする中で気付きが多く、又同じような悩みを持たれている方が辛い状況の中、前向きに進もうとされている姿を見て、自分を振り返ると共に、非常に勇気付けられています。この場を借りて皆さん改めて有難う御座います。

正直年初にはまさか自分がこのような場に参加していること等想像すらしておりませんでした。最初はその様な境遇になった自分を嘆き、何故と考えることも多かったです。

只、講義を受ける中で、加害行為の定義の言語化や、他社の行為の言語化、共有、客観視を通じて、自らの行為が加害行為に該当していたこと、自分の強い価値観や信念がその加害行為を生み出していたこと、そして加害行為をさせる結果になったのは相手にせいだと責任転嫁をしていたことに恥ずかしながら徐々に気付いていきました。

つまり変化へのステップにもある、自己正当化を通じて怒りを勝手に溜め込んでいたことが私の大きな問題だと気付き、又その怒りの表現方法として、不適切な言葉や行動に出ていたことを理解しました。更にそれでもこのような言動をさせる相手にも原因があるという考えは拭い去るのは正直な処難しかったのですが、家族に対しては怒りをストレートにぶつけている反面、会社や外ではそんなことはしないと自分をコントロールしていることに気付くと、矢張り最終的にその様な言動をすることを選択したこと、許可していたのは自分だと理解するに至り愕然としました。相手を変えようとするのではなく、自分を変えていくしかないという点が本当に腹落ちしたわけです。

 

日々気分の浮き沈みが有り、今の状況が辛いというのは変わらないですが、“災難・逆境は福音なり” との言葉を胸に、自分を成長させる・変える良い機会と捉え、日々丁寧に過ごすことを心掛けています。改めてジャンプは出来ないので、日々の積み重ねが良い未来に繋がると信じ精進していきます。

 

 

心が落ち着くので、お寺を廻ることや座禅をすることが趣味になりました(写真)。

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