支援とはなにか考えてみる

 

 

前回の投稿が1月なので、早いものであれから10か月が経ちました。

たんとに通って、早5年目のTです。

 私は夫婦のルールに基づいて月に一度の夫婦面談を実施しています。最近になり支援する力が着いたように思う。(わずかに)と、パートナーから嬉しい言葉をもらえるようになりました。支援とはここ3年くらいの私の学びの課題です。今回はそのことについて、考えてみました。

 「相手の自己実現のお手伝いをすること」が「支援」の一つの意味と考えるようになりました。さらにこのことを、マズローの欲求段5階説に当てはめて考えると、自己実現をするには下位の欲求を満たす必要があるのではと考えるようになりました。

 1)自己実現欲求 

 2)承認欲求

 3)社会的欲求(愛所属)

 4)安全欲求

 5)生理的欲求

 

以下のような状況では、支援とは程遠かったと今では思います。

・私が毎週、毎日パートナーや子供たちを傷つけていた日々、パートナーは食欲がなくなり今よりも痩せ細っていたことを思い出します。(生理的欲求)

・学びを初めて3年くらいたった頃までは、私の言動に信用が無いため、心理的な安全も満たせていなかったと思います。(安全欲求)

・家族で旅行やアウトドアに行っても、些細なことで争ってしまうことで、せっかくの家族旅行を何度台無しにしたことか。同じことを何度も振り返りしました。(社会的欲求)

・些細なことでも意見の違いを確認する度に、彼女を否定し続けた過去が蘇り、彼女の存在や承認が満たさないことや深くパートナーが過去を思い出し悩ませてしまうこと。(承認欲求)

 

 たんとすまいるでは、これとは別に選択理論で5つの基本的欲求やその欲求充足の大切さを学びます。①自立(自律)することから始まり、②良い時間を二人で共有する関係性、②より良いコミュニュケーションが二人でできる関係性、④最終的に二人の違いを認め合える関係構築が必要なステップであるとされています。このことからも「支援」とはさらにその上位に位置するような気がします。私にとっては難しいものですが、順を追って学びを深めて目指したいものです。

 先日、小6の長女の運動会がありました。別居した頃、長女は小1でした。小学校最後の運動会を見ることができる嬉しさと、自分が家族に与えた影響や広い心で再び自分を受けれてくれたパートナーや子供たちのことを考えると自然と涙が出てきました。子供たちが成人する前に、一日も早くパートナーや子供たちの夢ややりたいことが叶うよう「支援する力を養いたい」そう思う今日この頃となります。

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