自分の性格と付き合う

人はそれぞれ、性格もそれぞれ、それが個性。

人に誇れる個性がある一方で、性格によって自分の気持ちがふりまわされていることもあると思います。

自分自身よく焦ったり、いらいらすることがありますが、気持ちが性格にふりまわされていると一例と考えています。

根本的には、時間配分、行動、人間関係、物事の捉え方などに 余裕 がないことが挙げられます。

 

例えば、忙しい朝の移動で遭遇した小さな出来事にいらいらしてしまう、

大抵、このようないらいらは、一度で収まらず、目的地に向かう道中の異なるシチューエーションで繰返され、

蓄積され、さらに大きなイライラとして、吐き出され、放出されることがこれまで自分によくあったし、今もある。

しかし、よくよく考えてみたら、このいらいらは自分が生み出していることに気づいたのです。

 

目的地、到着時間の制約がある中で、出発が遅くなればなるほど、

余裕がなくなり、ついつい疎かな行動をとり、その結果にさらにいらいらや焦りを募らせ、

負の連鎖へと続いていくこととなる。そのまま、一日の気持ちに影を落とすこともあるのです。

 

朝は忙しく、余裕がないことを認識した上で、どうしたら余裕が生まれるかを考えます。

ほんの少し自分の性格や行動を変えるだけで焦る気持ちと引き換え、気分が180度変わることもあります。

 

5分だけでも、10分だけでも早めに家を出て、時間の余裕を作り移動するだけです。気持ちは焦らず、

小走りで汗をダラダラかきながら駅に駆け込むこともなく、気持ちに余裕がある朝になります。

ちょっとしたことにも動じることなく、すんなりとその場をやり過ごせ、

イライラは生まれて来ず、もちろん負の気持ちが蓄積、増多することもありません。

それどころか、朝の朝日、新鮮な空気、小鳥のさえずりなど、

朝を五感で楽しめ、リラックスするかもしれません。

 

Turn to smileに参加し、自分、家族、周りのひととの関係に目を向け、

おなじ課題をもつ仲間との対話を通じて、自分の問題に向き合い、それを噛み砕いて消化、

 

日々の生活で気持ちのバランスがとれるよう、自分の性格と付き合っています。

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