令和5年6月某日、帰宅するといつもいるはずの妻、子供はおらず、荷物が無くなっておりました。
その時はショックで頭が真っ白になりましたが、それ以上に妻は辛く、耐えれなかったので出ていってしまったのだと遅まきながら反省と強く後悔をしました。
その日から現在まで別居をしており、4ヶ月になります。最初の1〜2ヶ月は自己嫌悪、罪悪感、希死念慮など精神的に不安定な時期を過ごしておりました。
1人になったことで、改めて家族の大切さと、そしていかに自分が身勝手で思いあがった弱い人間かを知ることになったのです。
当初は怒りをコントロールができないことが原因と考え、アンガーマネジメントを勉強し心療内科を受診しましたがこれで改善といえるのか??
妻と子供が安心して帰って来れる環境になったのか??
何か違う気がすると自問自答し続け、ネットでたんとすまいるを知り入会させていただきました。
たんとすまいるの学びの中で私はDVに対する認識の誤りを知りました。
DVは殴る蹴るなどの直接身体に危害を加えるものだけだと理解してましたが、精神的や経済的に妻を追い詰め、心にダメージを与えることもDVになること、すなわち私がDVの加害者であるという認識がなかったのです。
まずはDVをしていた加害者だと認めることで更生へ一歩近づいたと思っております。
プログラム参加から2ヶ月目になりますが、仲間の意見が鋭く圧倒されることが多々あり、自分自身の気付きにもつながっております。
真摯に改善に取り組み、自分を変えたいと願う仲間と一緒にプログラムを受ける中で、根は真面目で勉強熱心な方が多いと感じました。
私も置いていかれないように一層仕事も勉強も励み、妻と子供が安心して私を受け入れてもらえるよう更生に取り組みたいと、今は前向きに考えることができるようになりました。
(写真は妻と新婚旅行に行った時のものです。また一緒に行こうと交わした約束を守れるかどうかは自分の改善次第だと覚悟をもっております。)
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