初心を忘れないように。

去年の6月パートナーが4歳の子供を連れて出ていってしまい、別居という状態が続いておりました。

このまま離婚してしまうのかという不安もありましたが、パートナーの厚意も有り半年後に子供と再開することができました。

その後、週に1回家族との時間を過すことができ、幸い今年の4月から再同居することができました。

再同居から1ヶ月というのが現在の状況です。

 

再同居するにあたってパートナーは悩んだが、1番の決め手は子供が強く再同居を望んだこと、そして私が改善への取り組みに対してスタートラインに立ったことだと話してくれました。

パートナーと子供が私にチャンスを与えてくれたのです。感謝しかありません。

 

実はプログラム参加中に「離婚を言われてもおかしくない状況、パートナーがチャンスを与えてくれたのは奇跡に近いことだと思います。精一杯取り組んでください。」

と言ってくださった参加者がいました。私ではなく、他の参加者へ向けたものだったのですが、「プログラム参加中は全て自分事として捉えよう」と考えておりましたので、私のなかにもすっと入っていきました。

当たり前ですが奇跡は2度と起きません。私が努力した結果ではなく、パートナーが寄り添ってくれた、何よりも私を必要としてくれた子供を裏切ってはならないと、より改善への気持ちは強くなりました。

今は仕事が終わり家に帰ればパートナーがいること、子供が抱き着いてくれることがどれだけ幸せなことかを実感しています。

家族がいるのは決して当たり前ではない、私がよい方向に変わらなければガラスのように脆く、壊れやすい関係だと思っています。

 

再同居にあたって、今は次のような取り組みを行っています。

1.パートナーの言うことに否定から入らない。

私は仕事で稼げばよいという考えから、専業主婦なんだからと家のこと、子育てを全て押し付け、パートナーの意見やお願いに対して否定から入っていました。

「えー」「いやそれは~」等

 

今は耳を傾けまずは話しを聴く、「ありがとう」、「ごめんね」もきちんと伝えることは大事にしています。

 

2.怒りのコントロール。

イライラしてしまうことや怒りの感情そのものを消すことはできませんので、加害行為にならないよう自分でコントロールするしかありません。

アンガーマネジメントである「タイムアウト」はパートナーとも話し、お互いに適宜使うこと、子供にも共有しようと決めました。

「セルフトーク」もすらっとでるように、時間をみて訓練しています。

「タイムアウト」も「セルフトーク」もたんとすまいるの基礎講座で学んだものですが、怒りをコントロールできれば(それが大変なことではありますが。)そこまで酷いことにはならないと実体験から気付きを得てますので、基礎だからこそ疎かにせず反復していくことにしています。

 

3.自分の機嫌は自分でとる

家に帰ったら仕事のことは一切持ち込まず、家族との時間を楽しもうと、オン・オフの切り替えを意識的に行っています。

考えるべきことは別途時間を設け、1人の時間に考えたり、日記をつけ心のスケールや反省点、よかった点等を確認するようにしています。

 

以上を取り組み、パートナーからは「以前よりは話しを聞いてくれるようになった、初心を忘れないように」と言われました。

とはいえ再同居してまだ1ヶ月、今の気持ちを忘れずに継続して学びを続けていきたいと思っています。

 

 

(写真は私が植えたプチトマトの苗です。子供がトマト好きなので育ててみようと初めました。いろんなことを取り組み欲求充足しようと思います。)

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