杪夏の夜空に彩る儚い花火

昨年に続き、今年も大曲全国花火競技大会へ行ってきました。

昨年は初めて見たので、終始感動と迫力に圧倒されっぱなしで終わってしまいました。

今年は昨年経験をしているせいか、割と気持ちを落ち着かせて観覧することができ、花火師さん達の表現を多少なりとも汲み取る事が出来た感じでした。

しばらく花火を見上げていると、なぜか涙が勝手に頬を伝ってきました。

その時々、一瞬一瞬を力強く炸裂し、表現をする。しかしその時間は数秒で消えてしまう。

全国花火競技会の花火たちは短い時間の中で、その時その時を力強く表現しています。

まるで「俺は生きているぞ!」と言わんばかりに。

何か人生と同じところがある感がしました。

それに比べ、私はどうでしょう。花火にすら負けているのでは?

今の私は忙しさに謀殺される毎日を淡々とこなし、日々単調に生きているだけだと思います。

花火で例えるならば線香花火と言ったところでしょうか。

子供たちと会えなくなって2年近く、生活リズムも変化しました。

たんとすまいるへ入会して一年が近づいてきています。たんとすまいるのお陰で多少の変化成長はあるかもしれませんが、大きな成長といったものはありません。

「自分の為」という行動がまだまだ足りていなく感じています。

花火たちの様に、自分の為に一瞬でも輝く時を得られるよう努力しなければならないと感じている。

またそれは自分の怒りを抑える効果があることも理解している。

来年もまたおそらく大曲全国花火競技大会へ行く事となると思います。

 

その時はまたステップアップした心境で夜空に輝く花火たちを見れることを願っています。

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