交換日記をはじめました。
もしかしたら交換日記をご存じない方もいるかもしれませんので簡単に解説します。
交換日記は1冊の日記帳を複数人で共有しながら書く日記をいいます。
私の場合は、私と同居している母親、そして別居している8歳の長男と6歳の長女の4人で共有しています。
日記帳自体は単なるノートです。
これにまず私と母親が日記というか手紙というか各々好きなことを書いて、
別居している子どもに郵送しました。
数日後、子どもたちが自由奔放に書かれた文章とお絵かきが書かれたノートが届きました。これを繰り返しています。
きっかけは、子どもにおもちゃを送ろうとしたときです。
あまり頻繁におもちゃを送るのは良いことなのだろうか?
おねだりが増えるのでは?お片付けはできるのかな?などなど色々考えました。
そのときにおもちゃに添える手紙を日記にしてみようと閃きました。
元パートナーも同意してくれました。
同居しているときには文字や言葉を教えたり、いっしょに絵を描いていたのですが、
別居してからの交流では書くということがありませんでした。
直接交流時には公園等で運動することが多く、
またZoomによる間接交流時には会話がすべてです。
日記を読むと、いつの間にか漢字やカタカナが使えていたり、子どもが考えているけど気づけなかったことが文章になっていたり色々な気付きがあります。
交流手段のひとつとして参考になれば幸いです。
最後に前述した、「子どもが考えているけど気づけなかったこと」を紹介させてください。
直接交流時の食事は、私と子ども2人の3人で食べています。
元パートナーは子どもの引き渡しまでは同席するも、食事には参加しません。
ある日の食事で、子どもに初めてバーベキューを体験させました。
バーベキューという珍しさと火を使うこともあって元パートナーも同席しました。
自分で肉を焼くことが初体験、そもそも料理も火を使うことも初体験。
怖がりながら、逃げ腰ながら一生懸命に肉や野菜を焼くことに挑戦しました。
外で食事することもあまりない経験です。
奮発して良い食材を注文したこともあって味にも満足しています。
とても楽しそうにバーベキューを楽しんでいました。
初めてのバーベキュー、夏休みの良い思い出になってくれたらいいなと企画しました。
とうぜん交換日記にもバーベキューのことを書いてくれるだろうと確信をもっています。美味しかった、怖かった、暑かったいや熱かった、どんな感想を書いてくれるのだろう。 バーベキューから数日後、届いた日記には次のように書かれていました。
かぞくでしょくじできたのがたのしかった。
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