「離婚」という選択

妻と娘、ペットの猫との別居から7か月、結婚してから5年が経った先日、パートナーとの離婚が成立しました。司法の力を借りることなく協議離婚で進んだこと、そして現在も対話を継続できていることは幸せなことであると感じています。

「たんとすまいる」へ参加した理由の一つに、当初はパートナーとの関係改善を果たし、また家族みんなで共に歩んでいきたいという想いがありました。それは、これから成長していく子どもの発育過程に影響を与えないようにするためでもあると考えていましたが、一方で社会的な体裁や環境の変化を回避したいという自分の願望であったとも考えるようになりました。学びを続けていくうちに必ずしもそれが双方にとってベストな選択ではないかもしれないと思うようにもなりました。パートナー・子どもの話によく耳を傾け、相手の意見を尊重し、それぞれが自分の生きたいように生きていける環境を整えることこそが、良好な関係性を気付いていくことであると気づき、私は離婚という選択を受け入れることに至ったのです。

今の私は、時々イライラしてしまうこともありますが、心を穏やかに保つ術を少しずつ身に着けており、平穏な日々を過ごしております。子どもとの面会を楽しみにしながら、自己肯定感を高めるために、継続的なジム通いや資格の勉強、実家の手伝い(片付け)、友人との交流など、出来る限りアクティブな生活を送ることを自ら進んで選択しております。「夫婦」というステータスは変わってしまいましたが、子どもに対しての「両親」という関係は継続していくので、良好な関係を継続していく選択ができるよう、「たんとすまいる」での学びも継続していきます。

写真は、家具屋さんで一目惚れしたアートボードで、少し心穏やかになれる気がして家の廊下に飾っています。