走ることの喜びを

ランニングを趣味として楽しんでいますが、ランは常に選択の連続です。

予定通りに走るか、どのくらいのペースで行くか、どのコースを行くか、前の自転車を抜くか、などなど、、、

信号が点滅している時に頑張って変わる前に通過できると気持ちが良いし、赤になって止まると一息つけてラッキーな気分になれます。

集団が道を塞いで歩いていても、声をかけて穏便にパスできると自分が品行方正な人になった気分になれます。

ランニング以外もそうですが、ランニングも瞬間瞬間が選択の連続です

 

走るという行為には後退がありません。どんなにゆっくりでも進めば進んだ分だけゴールまでの距離は減っていきます。

逆転KOも満塁ホームランも無いのでコツコツと着実に積み上げていくしかありません。ですが気がつくと着実に進歩できていることに気づきます。

眠くても疲れていても自分で決めたことを実行することは自己肯定感が大きく上がります。昔は面倒くさいと思ってたことも「よし、やっちゃおう!」と体力向上に伴って前向きに動けるようになりますし、早朝走った日などはそれだけで一日中大勝利の気分になれます。自分の心のスケールを上げることにつながります。

このように走ることにはとてもたくさんのメリットがあります。

 

唯一の問題はどうしても走る時間を取るとこですが、帰宅ランで通勤時間をランに充てたり、土日は早朝に走ることでできるだけ家族との時間に支障が無いようにしています。

 

パートナーから聞いたのですが、次男が三者面談で「お父さんは毎日休まず走ってる、すごいんです」と先生に話していたそうです。

かつて家族に迷惑をかけた自分が家族が誇れる存在に少しでもなれているのならば、子どもたちの成長につながることになれるのなら最高の喜びです。

 

これからもランを通じてより前向きに、より楽しく周囲に良い影響を与えられる存在になっていけるように一歩一歩進んでいきます。

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