
最後に手紙を書いたのはいつだろう?そう考える人は多いと思います。
SNSが普及し、いつでもだれとでも簡単に繋がれる時代にわざわざ手書きで手紙を送ることは滅多にないと思います。
ですが、自分が実際にパートナーと同居していたころに何度かパートナーから手紙を頂いたことがありました。
内容は自分の加害行為について直してほしいという内容でした。
当時の自分としては、わざわざ手紙に書かなくても直接言えばいいのにと思って注意程度にしか感じていませんでした。
別居が始まってから、再び手紙を見直した時に、手紙の内容からパートナーがどれだけ悩んでいたのかどれだけ苦しんでいたのかを感じることができ、
その手紙が何年も前に渡されたものでその間もずっと辛い思いをさせていたのだということを感じました。
SNS等のメッセージでも伝わることがありますが、手紙はそれ以上に時間と手間をかけて作成されるので
その気持ちの大きさに影響のを感じることが出来ました。
自分が変わらなければいけないと強く感じるキッカケになったのがパートナーからの手紙でした。
そのおかげで、たんとすまいるを見つけ、大切な仲間と出会い、日々学ぶことが出来るようになりました。
最近は毎月子供達宛に手紙を書いて送っています。
簡単な内容ですが、内容を考える時にどんな内容だったら相手が喜ぶだろうとか相手の目線になって考えることができるのでいい学びになっています。
子供達も手紙を書いてくれてそれが今では自分にとっての宝物になっています。
気持ちを伝える手段のひとつではありますが、昔からある文化で廃れていない理由が分かった気がします。
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