諦めたらそこで試合終了

私がたんとに参加させていただいて、約7ヶ月となります。

私は、およそ3年前にパートナーや子供達をを精神的に追いつめてしまい、大切な家族は手紙を残して、いなくなってしまいました。

 

別居してすぐ自分なりに本やYouTubeで動画視聴したりして独学で変わる努力をしました。

恥ずかしながらその時にモラハラという言葉を知りました。

 

パートナーから許してもらって同居を続けることになりましたが、自分のしていたことが何だったのか、理解できないままでしたし、自分のしていたことがDVだという自覚がなかったと思います。

 

自分が変わるための自己流の学びも、結局2ヶ月程度しか続きませんでした。

 

同居再開して1年、2年と時間が経ち、もう怒鳴ったりすることはないし、治っただろう、少し注意していれば大丈夫だと思って過ごしていました。

パートナーに対して暴言さえなければ良い、怒鳴らなければ良いんだ。それだけ注意しておけばいいんだと自分勝手な思考をしているうちに、私の支配的な行動はターゲットを子供に変え、次第に長男に対して厳しく接するようになりました。

怒鳴る、激しく怒り怯えさせる、言う事を聞かない悪い子は家から出ていけと脅す。

私の言うことを聞かせ、子供を自分の思うままにコントロールしようとし、脅して怯えさせ、怒りのはけ口とし、恐怖心を植えつけ続けてしまいました。

 

これらDVの結果、パートナーと子供達は今から約10ヶ月前に家を出て行き、後日、私のもとに離婚調停の通知が届きました。

 

たんとを調べ出したのは、パートナーとやり直したいと、邪な気持ちしかありませんでした。

ネット上で見つけた変な教材にお金を払ったり、離婚回避する方法などやみくもに調べていました。

藁にもすがる気持ちが当時は強かったと思います。

もしも、たんとスマイルが、あやしい集団だったらどうしようとも頭をよぎりました。

 

基礎講座が終わった後、たんとを続けたいと思ったのは、このまま離婚するかしないか分からなくても、DVを続ける人間のままで人生を終わりたくない、変わりたいと思ったからです。

 

自分に甘い私は、すぐにサボってしまう癖があります。

たんとで皆さんと共に学ぶ場所があり、自分が変わりたいという同じ想いを持たれて取り組みを続けられている皆さんがいるので、周りの方を見て、私も頑張りたいと思わせていただいています。

 

加害者性を克服するには一生かかるもの、この言葉が重く心に響きます。

 

でも、諦めたらそこで試合終了ですよね。

 

写真は、大阪万博に行った際の1枚です。

子供達は楽しんでくれて、目をキラキラ輝かせながらはしゃぐ姿を見せてくれました。

万博のおかげで、私の中の上質世界を感じることが出来ました。

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