「関心の輪」と「影響の輪」

表題のこれらの言葉は、自分の関心がある物事と自分が影響を及ぼせる物事を意味していると「定説7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)より学びました。

 例えば最近の僕の関心事は、職場における人材確保に関する課題、別居中の妻と子どもたちとの関係が今後どのようになっていくのかという心配、生活費などの支出額と将来の貯蓄など将来のお金に関する心配、50代になり日々体力が衰えていくことへの不安、親の介護や実家の処分といった将来への心配などが挙げられます。

 同書では、私たちが直面する問題は3つに区分され、一つ目は直接的にコントロールできる問題(自分の行動に関わる問題)、二つ目は間接的にコントロールできる問題(他者の行動に関わる問題)、三つめはコントロールできない問題(過去の出来事や動かせない現実)と述べています。

 ここでいう二つ目の間接的にコントロールできる問題について補足すると、他者は必ずしも自分の望む行動をとるとは限らないので、厳密にはこれは三つ目のコントロールできない問題に入ると言えます。

 

 さて、ここでプログラム参加者としての僕の最大の関心事である、“別居中の家族との関係が今後どのようになっていくのかという心配”について、同書の学びから考えてみたいと思います。

 この問題を先述した二つ目で考えると、家族の行動に関わることなので基本的には他者の行動は僕にはどうすることもできません。三つ目では、別居中という現実は同様に僕にはどうすることもできません。

 結果的にこの問題に対して僕が自分にできることは、今この瞬間に何ができるか考えて行動に移すことだと思います。僕は家族とより良い関係を築くためにたんとすまいるに参加しました。自分の暴力性を手放したい、間違った価値観を改めたいという強い意志を持って今も学んでいます。

 過去にとらわれ続け、起きてもいない未来に怯えるのは、今この瞬間に真摯に向き合えていないからだとプログラムで学んできました。そしてその向き合えていないことに自分では気づけていないこともわかってきました。

 心配や不安などネガティブな感情に陥ったときこそ、自分と向き合えていないことに気づく絶好のチャンスだと思います。

 

 「関心の輪」のとらわれから抜け出して「影響の輪」に注力することで、今ここでやれること、やるべきことにこれからも取り組んでいきたいと思います。

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