【特設サイト】新型コロナウイルス感染症の影響からのDV・虐待について

新型コロナウイルス感染症の影響

4月7日に緊急事態宣言が出されるなど、新型コロナウイルス感染症の影響が広がっていますね。これまで当たり前だと思って過ごしていた私たちの日常生活も、多かれ少なかれ影響を受けています。

 このサイトをご覧の方の中にも、急に仕事が在宅勤務になった方や、仕事が減ってしまった方が、いらっしゃるかもしれません。外出制限が長引く中で、日常生活に支障をきたすことも多くなっています。また、お子さんのいる家庭では、学校の臨時休校や保育園の登園自粛などで大きな影響を受けていることでしょう。

 人間は、周囲の環境の大きな変化に対して、心理的な負担を感じる生き物です。今回の新型コロナウイルス感染症の件でも、(実際に自覚しているかはともかくとして、)多くの方が、心理的な負担を抱えるようになっています。また、いつ収束するのか、先が見通せない中、(自分でも気づかぬうちに)心がすり減っていっている方も少なくありません。 

DV・虐待が起きやすい現在

外出が規制され、家庭で過ごす時間が長くなる一方で、気持ちには余裕がなくなっていく。こうした状況は、DVや虐待が極めて発生しやすい状況と言えます。

 実際に、フランスでは、外出制限が始まってから、DVの通報が3割増えたとの報道もあります。また、国連の機関も、外出制限により、暴力をふるうパートナーと家で過ごす時間が増える中で、被害者がDVを受ける危険性が高まっているとして各国に対策を求めています

 

(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200407/k10012371791000.htmlを参照)。

 

 日本でも、外出が本格的に制限されていく中で、DV・虐待のリスクが高まってきています。

こんな方はご相談を

DV・虐待というと、自分とは程遠いと感じることも少なくないかもしれません。

 しかし、内閣府の調査では、女性の約3人に1人が、配偶者から被害を受けたことがあるとされるなど、DV・虐待は皆さんの身近にあるものです。

(http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/chousa/pdf/h29danjokan-gaiyo.pdf)

 このサイトをご覧の皆さんの周りには、DV・虐待はありませんか?新型コロナウイルス感染症の影響で、DV・虐待が激しくなっているということはありませんか?

 

 ・一緒にいる時間が増えて、息苦しい

 ・パートナーのイライラが怖い

 ・パートナーが子どもに当たるのが嫌

 ・もしかしたら自分はDVの被害を受けているのかも

 

 ・仕事のストレスをパートナーや子どもに向けてしまう

 ・イライラするとパートナーや子どもに当たってしまう

 ・もしかしたら自分はDV・虐待をしてしまっているかも

 

 もし、上に挙げたものの中で一つでも当てはまるものがあれば、皆さんの家庭の中で、DV・虐待が起きている可能性は十分にあります。

 

 

 私たち「たんとすまいる」では、

①DV被害を受けた方が自分を回復していくための「被害回復プログラム」、

②DV加害をした方が、自分と向きあい、DV・虐待行為を手放す中で、パートナーや子どもとより良い関係を築いていくための「加害更生プログラム

を実施しています。

 多くの仲間が、DV・虐待のない、より良い関係を築いていくための学びを続けています。

 プログラムの内容について知りたい、話しを聞いてみたいという方は、事前相談を行っていますので、お気軽にお問合せください。