新着情報

このたび、DV加害更生プログラム「たんとすまいる」参加当事者の会(たんとすまいる参加者有志により構成)が、『DV・モラハラ加害者たちの体験談』を出版することになりましたので、ご報告します。

「たんとすまいる」に通う仲間が、長い時間を掛けて自分自身と向き合い、そして、仲間の文書に対して意見を交わしながら、作り上げた一冊です。

 

・DV加害行為をしている(かもしれない)と自覚がある方

・DV被害を受けているかもと思っている方

・自分の苦しみのヒントを得たいと思う方

・加害行為をする相手がどんな考えを持っているかを知りたい方

・DV加害者は変わるのか?と思っている方

・DV加害更生プログラムに関心のある方

 

などにも、きっと役に立つ一冊です。

 

DVが大きな社会問題となる中、被害を受けた方への支援と同様に急務となっているのが、加害をした側の更生です。しかし、日本では、加害更生プログラムの存在自体がほとんど知られていません。また、出版されている関連書籍も、プログラムの主宰者やジャーナリストが執筆したものが多く、DV加害更生プログラムに継続的に参加している当事者が主体となって執筆した書籍は、見当たりません。

 そんな中、本書は、DV加害をした当事者が、どのようにDV加害行為を自覚し、DV加害更生プログラム参加に至ったのか、プログラムで何を学び、どのように更生しようとしているのか、何に課題を感じているのかといった点をそれぞれの体験談を通じて明らかにしています。

 

 本書では、DV加害更生プログラム参加当事者11人の体験談が掲載されています。一人一人のDV加害行為は、似通っている部分も少なからずありますが、一つとして同じものはありません。また、加害行為を自覚し、DVを手放すプロセスも、人により様々です。

 本書には、DV加害更生プログラム参加者の様々な「リアル」が記されています。 

ぜひ手に取って、読んでいただければ幸いです。

たんとすまいるで学んでいる方が、体験談の出版を目指して取り組んでいます。

どうぞ応援をお願いします。