最近よく思うことは、機嫌が悪い時間が以前より減ったなと思うことが多くなった。
自分を取り巻く環境は変ってないし、仕事もプライベートも特段の変化はない。
怒りを感じる事も、人も、状況も困ったことに変らず体感する事も多いが、以前ほど
不機嫌な気持ちや怒りに振り回されることや時間が無くなっていることに気づく。
心のスケールも5以下になることもない。
何故だろうと考える。
学びが足らないのか、簡単には回答が出ない自分に苦笑いしながら視点を変えてみる。
最近の習慣を思い出す。
自分の機嫌をとる、新しいことにふれる、課題の分離をする。
特に自分の機嫌を自分でとるという習慣が身に付きつつあることが大きいと考える。
以前の自分にはこの習慣が無いため、常に他人に矢印が向いていたので「何で周りはいつも不機嫌にさせるんだ」と考えがちだったし他人のせいにしていた。
自分でとってみる・・・。
自分の好きなことや状況に焦点を当てる。
機嫌良くならなきゃ、行動を起こす。
行ってみる、触れてみる、体感する。
「ご」は付かないまでも機嫌がいい。
これに「新しい技術や手法、物事」を見聞するとか体感することを足してみる。
さらに機嫌が良くなって、ワクワクしてくる。
これで出来上がりといった感じで、機嫌の悪さなんぞは消えていく。
次に課題の分離について考える。
以前は人の課題まで自分の物と混同して「何故ここまでやらなきゃならない」等の憤りが怒りに繋がり、相手の過去の言動や行動まで吸着して大きな怒りになりがちだったし、大きな災いが他人の分まで自分に降りかかっているような被害者意識に苛まれていた。
いまは全体像を見てどうやったら効率よく、気持ちよく物事が進むかに焦点を当てる。
抱え込みすぎて、頭から火がでないように。
自分より上手な人がいれば依頼し、自分が得意なことは担い、自分が話さない方が良い相手がいれば、関係の良い人に依頼する。
また、他人の課題に対して安易に介入しないということも意識しながら物事に当たると
自然と人の長所に注目し、出来ないことは助けを求め、自分の強みも再認識する、相手が機嫌良く事に当たれるような気遣いもできれば、自ら他人の課題に首を突っ込んでウザい奴だと思われることもない。
助けを求めることは無能さの表れだと過去の上司の教えに拘っていた自分が滑稽に感じる。
ただ、こう思うようになるまで学ばせていただいた主催者や仲間に、改めて感謝したいと思います。
本当にありがとうございます。
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