劇的ビフォーアフター「学びの成果を実感した1日」

学びが5年になるTです。

先日、”学びをしてきた自分”と”そうでなかった自分”を比べる機会があったので、皆さんに共有をしたいと思います。

 

 7月某日、本社企画の段取りが悪く、トラブルが発生しました。急遽、対策を考えるために群馬の工場へ出張となりました。

 

 対策は工場が長年積み上げてきたことがひっくり返るほどの大きな内容で、工場の部長や課長達から、「俺たちが積み上げてきたもの、どうしてくれるんだ!」怒号ともいえる言葉を私たちに次々を浴びせられます。一緒に出掛けた部下は、どうしていいかわからず、困った顔で「お手上げです」と言わんばかりに、私にヘルプを訴えているように見えます。

 

 私がとった行動は「相手の目を見て、うなずきもせず、首を横にも振らず」ただ、話を聞くことから始めました。心の中では「相手は怒っているわけではない、困っているだけだ」自分の18番のセルフトークを繰り返します。そうすると相手は、次第に冷静になり、最終の会社判断は必要なものの、どうしたら、この全社の課題や壁を乗り越えることができるか、過去の常識をも疑い「出来たらすごい」の精神で、一緒に対策を考えてくれる、協力してくれるようなりました。部下の安心した顔が忘れられません。16時には方向性が定め、飲み会を断り帰ることができました。

 

 17時には出張先の地場のお土産を買い、家に帰ります。19時には息子のサッカーのお迎えで、間に合いました。30分ほど練習を妻とみて、帰った後は、娘も一緒に家族4人で、お土産を囲み家族団らんの時間を2時間過ごします。今日は満15年目となる結婚記念日です。

 

 しかしです。21時、息子から心配そうにサッカー場に忘れ物をした気がする。と話がありました。心配でサッカー場を見たいというので、急遽一緒に探しに行くよう出かけました。往復40分です。

 結局、忘れ物は見つけられませんでしたが、息子は安心はしたようです。帰るとすぐにぐっすり眠りにつきました。※忘れ物は後日見つかりました。

 

 22時、息子が忘れ物をした原因について、どうやらコーチとの話に熱中していたためと妻と共有することができました。かわいい息子です。(自分のプレーを認めてもらえたことの話で熱中したらしい)、理由をよく知り、充実した1日を終えることができました。

 今までにないくらい充実した結婚記念日となりました。ほとんど学びの成果だと感じています。

 

以前の自分だと、、、、、

・工場で相手に負けないくらい相手を言いくるめ、話をまとめたことにして帰る。力でねじ伏せる。(致命的な7つの習慣を繰り出す)

・部下を叱る(これくらい自分でなんとかしろ!上司を頼るなと逃げる)

・出張先で飲んで帰り、自分の立場がより強固に有利になるように周囲に念を押す。(心配なのでマウントを確実に取る)

・結婚記念日なのに。。と会社や同僚に被害者意識を持つ。

・家族が寝た後に家に帰り、団らんの時間を感じることがない。

・息子の忘れものは妻に押し付ける。妻から話や相談があっても、俺は忙しいから、それくらいやっておけ。と切り離す。

・仮に家にいても、息子に対して、「どうして忘れ物なんかするんだ!しっかりしろ!」と問い詰め反省させ、コーチとの話など知る由もない。

 

 このような1日だったと思います。というか、以前はこのような日々の繰り返しでした。学びや気づきノート、毎月課題を真剣に実践することにより得られた新しい人生です。

 

 そうは言いながら、その1日にフォーカスしても致命的な7つの習慣や気づきがなかったわけではありません。まだまだ、学びを進化させ自分や周りの人生を豊かにしていきたいと思います。

 

 周囲の支援や協力も感謝ですが、自分が変わらない限り、手に入れるものができない1日の話でした。引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

※写真は以前の課題図書の「運転者」喜多川 奏さんです。

 まさに運転者です。ぜひ読んでみてください。

 https://amzn.asia/d/0aPtkzg

 

                                         5-2