自分の機嫌は自分で取る

私は約2年半前に家族が出ていき別居となりましたが、家族と住んでいた当時は、毎日仕事をしながら子供達の保育園の送り、スイミングスクールの送迎を行い、家事は洗濯、洗い物全般、風呂・トイレ掃除を行い、自分の時間が持てず、自分の欲求充足を行うことをせずに、ここまで頑張っているのだから、家族が私の機嫌を取るのは当然と考えていました。自分が気に入らないことがあればすぐに不機嫌になり、怒りを出していました。今から考えると、自分の日頃の行いや行動,歪んだ考え方で機嫌が悪いことが多く、家族に当たっていたのですが、当時は家族が悪いと思うことも多く、自分が気付きませんでした。

別居後にたんとすまいるで学ぶ中で、いかに自分の考え方が歪んでいたか、いかに自分に都合よく正当化してきたかということをようやく理解でき、家族に対して本当に申し訳ない気持ちで胸が痛くなりました。

何かがあるから機嫌がよくなる、悪くなるではなく、自分で機嫌が良くなるように日々心掛けることが大事だと気付き、そのために何ができるかを日ごろから考えるようになりました。

色々な本やYouTubeで色々な情報から1日のうち朝の時間の使い方が重要であると分かり、それからどのように過ごすことが自分によってよいか考え、1年半前から以下のことを基本的には続けています。

     朝起きたら、掛け布団を綺麗に整え、まずうがいをしてから水を飲む。

     ストレッチ運動及び腹筋運動を行う。

     (晴れの朝日を浴びながら)川沿いを「今日も良い日だ。みんなありがとう。」と言いながら(心で言いながら)ジョギング・散歩をする。7つの習慣も言ってみる。途中神社に寄って家族等周囲の人と神様に感謝する。

     家に帰ったら瞑想する。

     桑名正典の朝の祝詞を聞く。

以上のことを続けていくうちに、家族、親、友人、職場の人達へ感謝するようになり、自分は恵まれていると思うようになり、イライラすることも少なくなり、精神状態が悪い状態は少なく、悪い場合であっても早く立ち直ることができるようになりました。

自分の機嫌をきちんと取れていると自然とリフレーミングで物事を良く捉えられるようになるし、気持ちにも余裕が生まれ、相手の立場になって考えることも増え、心穏やかで人に優しく接することも多くなったように思えます。

パートナーや子供達はまだまだ私からのDV及び虐待の傷が癒えていませんが、少しずつでも癒え幸せな人生になるよう心から祈るとともに、何かできることはしたいと思いますし、私自身も幸せを感じられるようこれからも日々自分の機嫌を取っていこうと思います。

 

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