怒りになる思考と穏やかにする思考

パートナーと子供たちにDVをしたことが原因で、2年半前から別居に至っておりますが

不定期ながらもパートナーと子供たちに会うことを許可してくださっていることに感謝します。

コロナ指針が変更され、今年のお盆休みは、各地で花火大会が開催されることになり
久しぶりに家族で打ち上げ花火を見に行きませんか?とリクエストしたところ、okを頂きました。

今回は家族で行った花火大会の出来事から学んだことを書きたいと思います。

不穏な出来事は、いきなり現れました。早めに現地に行ったのですが、
駐車場はすでに満車状態。私の心は不満になっていきます。
たんとすまいるで学ぶ前であれば、こうなったのはパートナーが早く支度をしなかったからだと
相手のせいにしていたことでしょう。
今回は学びがあったから、「誰のせいでもない。何か方法があるはずだ」と
車を運転しながら考えることができました。

場の雰囲気を壊すことなく落ち着いて対応できたことは、まずは合格です。
しかし、これから起こる出来事をまだ知る由もありませんでした。

駐車場に車を止めて、会場まで徒歩で20〜30分くらいでしょうか。
無事に会場に着き、次は場所の確保と食事の確保です。
場所はパートナーに確保してもらい、私と子供達で屋台へ買い出しに行き、
後は花火が打ちあがるのを待つだけとなりました。

ドカーン。
花火が打ちあがり、歓声と共に家族が笑顔になり、とても幸せな時間を過ごしていました。

花火も終わりに近づき、人が沢山動く前に、三女とパートナーは一足先に駐車場方面へ移動することにし
駐車場で再合流することにしました。

私と長女と次女は最後まで見終わって、私たちも駐車場へと移動します。
途中、パートナーと電話して駐車場の場所を確認したのですが
私たちが駐車場についても、パートナーの姿はありません。

再度電話すると、どうやらパートナーは違う駐車場へ行ってしまったらしく
その事実を知った私はその途端、「なにやってるんだ!!」と思い、
だんだんイライラしていくのを感じました。
車のキーは、パートナーが持っていて、車で迎えに行くこともできません。

私たちの駐車場をパートナーに伝えても、ピンポイントで目的地が出てこないので
行き方が分からないの一点張りで、何とかしようと私は一生懸命なのに
パートナーは諦めたような口調で応答するのが腹立たしくなり、怒りに変わりました。

しばらく沈黙が続き、その沈黙の時間、私はいろんなことを考えました。

「先に移動したくせに!!」
「場所が分からないなら分からないと言えよ!!」
「誰のせいでこうなったと思っているのか!!」

そう、私は、人を責めて、人のせいにしていたのです。

そのことに気付いた私は、
「人のせいにしても解決しない。こうなってしまったのは、私が気を使ってあげなかったからだ」
なぜあの時、「場所分かる?」と声を掛けることができなかったのか。
相手のことを分かってあげられなかったことに気付きました。

そんな考えになった時、
「三女とパートナーが今どんな気持ちだろうか」
「大丈夫かな」「帰ってこれるかな」「熱中症になっていないかな」

心配になって、また電話をかけました。今どこにいるのと尋ねると、○○コンビニの駐車場と伝えてくれたので
「心配だから、私がそちらに行きます」と伝え、人を責める気持ちはなくなりました。

そのコンビニまで走っていき、パートナーと再会した時、心からホットする感情が沸き上がりました。

今回の経験で下記の事を学びました。
  ・人を責める思考は怒りを助長させる
  ・沈黙の時間はタイムアウトに相当し、タイムアウトは冷静さを取り戻す
  ・相手を気遣い思う気持ちが怒りを収め、穏やかになる

 


イライラ感、怒り感は、相手がそうさせたのではなく、自分の受け止め方がそうさせているのです。
自分の受け止め方を変えてみることが穏やかにするポイントだと学びました。