できた気にならない

12月の課題に取り組みながら、併せて自分はどのくらい現段階で変わることができているのかについて思いを馳せていました。

外敵コントロールという言葉はグループに参加して初めて知ることになった言葉ですし、「耳は尊くうちはしんし」や「もんおせばひほうが」は今ではスラスラ言うことができるようにもなりました。

 

ですが、全く変わっていなかったなということに気づいたこともあります。それは、「耳を傾ける」ということです。これは「耳は尊くうちはしんし」の中の要素でもあります。

実は、年末まで、自分は耳を傾けることはできていると自分を評価していました。相手の話を遮ったりすることはありませんし、自分の意見だけをいうのではなくて相手の話も自分からしっかり聞きます。だから、できていると思っていました。

 

では、どこができていなかったのかというと、最初から相手の意見を否定するつもりで話を聞いていたということです。相手に自分の意見を納得させるために、相手の意見を聞いていたという部分が大きかったと思います。

当たり前じゃん、それじゃあ耳を傾けているとはそもそも言えないじゃんと思った方がほとんどだと思います。私も思いました。でも、私は恥ずかしいことに今まで心から、「耳を傾ける」ということができていると思っていたのです。

皆さんももしかすると私と同じように、できるつもりになっていた、ことはないでしょうか。12月の課題に取り組みながら私と同じようなことが明らかになった方も何人かいたのではないかなと思います。

 

私はグループに参加するたび、毎回毎回新しい気づきがあったり学びがあります。まだまだ学んでいかないといけないなと思いました。

新しい年が始まり気持ちを引き締め直して、今年も学んでいきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

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