育児から気づいたこと

同居を再開して7か月が経ち、パートナーとの関係性は比較的良好であると言えますが、それでも日々自分の思考、行動の至らなさに気づかされます。

先日はグループにて、今年初の振り返りをさせていただきました。

内容は三歳になる娘との接し方について。

ありがたいことに年末年始は家族三人でゆっくり過ごすことができたのですが、一緒にいる時間が多ければ多いほど、相手のひとつひとつの言動が気になってくるものだと思います。

今回、パートナーに対してそうしたことはまったくなかったものの、娘にはいろいろと口やかましいことを言ってしまったな、という恨みがあります。

三歳ともなれば意思疎通もごく普通にでき、おしゃべりなども楽しめるようになってきています。要するに親にとってはかわいい盛りなのですが、そのぶん、こちらの思い通りにならないことも多くあります。

例えば食事の仕方や朝の支度など、細かいところをあげつらっていくとキリがありません。

わたしとしては、そうした娘の行動に対して、いちいち「これはダメ」「あれもダメ」と一方的に注意をする育児のあり方に、たんとに参加して以来、疑問を持っていました。

パートナーのほうでも同じような問題意識を持っていることがわかり、どうしたものかと二人で相談をしたり、たんとでも振り返りをさせていただいたりして、どうやって接するかのベストはともかくとして、どんなときにそのような注意の仕方をしてしまうかはわかったように思います。

我が家は共働きですから、当然、娘の育児も分担しています。

その際、特に朝の登園前と就寝前の時間についてはこちらの準備に加えて娘の支度も手伝わなければならないので、自然、余裕がなくなります。

そういったとき、つまり自分たちの都合を優先したいときにこそ、雑な対応をしてしまっているように思います。

今回、わたしは娘への接し方について考えることで以上のことに気づくことができました。けれどこのことは、それ以外のあらゆるコミュニケーションにおいても同様であるように感じています。

自分に余裕がないからこそ他者に対する接し方も雑になってしまう。これを避けるためには、常に気持ちや時間にゆとりを持って過ごすことが大切なのでしょうが、忙しいときであればあるほどそのようなマインドセットはしづらいものかと思います。

であってみれば、まずはそうした状況にあるときこそ雑な対応をしてしまう可能性が高いと理解しておくことが重要なのでしょう。

 

たんとに参加しはじめて一年三か月になりますが、学ぶことは日々増えていく一方であると感じています。

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