“たんとすまいる”に参加する意識の変化

“たんとますまいる”に参加して2年が過ぎました。最初の個人面接では、パートナーとの関係性が変わる訳ではない点を受け入れて、自分の加害性を無くすことを確認したことを覚えていますが、事態が変わるのではないかという淡い期待も抱いていました。

 

当時は、面会交流調停で調査官調査が終了した頃でした。2ヶ月に一度、手紙を送付する間接交流を提案して調停が成立したのが10月でした。婚姻費用が成立した令和312月、相手方の代理人から訴訟の意向を受けたのですが、現在も訴訟には至っていません。

 

訴訟の話を聞いた当時は、裁判に対する怖れと戸惑いで睡眠障害のほか、日中もボーッとすることが多くなりました。当時、心療内科へ受診して、ストレスと対峙していることを告げられましたが、慢性的に続く重圧をどう克服できるのか悩んだものでした。

 

今もストレスを克服できたとは思っておりませんが、別居後、技術士の資格の取得や短報が掲載されたり、ハーフマラソンやライブでベースの演奏に参加したりしたことが、自己充足感を高めることに繋がって、ストレスが緩和されてきた感はあります。

 

資格の勉強や報文の執筆では、キレがなかったり、集中力に欠けていたり感じます。マラソンやベースもタイムが伸びなかったり、上達が遅かったり感じます。それでも、それが今の自分の実力と認めて継続してきたことがよかったのかもしれません。

 

今年の1月、円満調停を申立ましたが、2回の調停にはパートナーは参加せず不調に終わりました。“たんとすまいる”に通っても事態は変わらなかったことを悟りました。ただ、調停員から“たんとすまいる”を続けていることを褒められたことが唯一、救いになりました。

 

これまで、“たんとすまいる”では、月3回のミーティングへの参加、振り返りと月の課題は欠かさず提出していましたが、「こなしてる」感が強かったも事実でした。何かノルマ達成のような感じを受けていたかもしれません。

 

 

それでも、なんとか続けきたのが、今の自分の現状とわかった時、これを無理せず続けていくことが大事な気がしました。あくまで向き合うのは自分であって、背伸びしたり無理したりする必要はなく、継続するのが大事なのだと感じた時でもありました。

                                       2-9